作品番号: 2G078 |
青磁器 コンプラ瓶 「JAPANCH ZAKY」 |
江戸時代に肥前の国、波佐見で生産された青磁器で、コンプラ瓶と呼ばれ中に日本酒を入れて、長崎の出島よりヨーロッパや東南アジアに向けて輸出されていました。コンプラとはポルトガル語のコンプラド−ル(仲買を意味する)から来たもの。
通常、瓶の表面にオランダ語で「JAPANSCH ZAKY(ヤパンセ サキ・日本の酒)」、と書かれているのですが、今回の品には「JAPANCH
ZAKY」とあり、「S」が一字抜けています。字体も洗練されているとは言えないため、初期のコンプラ瓶でなないかと考えられます。
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