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LABA (I Dewa Nyoman Laba)
1948年バリ島ウブド−プンゴセカン村に生まれる。大胆な色使いで装飾性の高い野鳥画は80年代バリ絵画の流行となり、プリ・ルキサン美術館を創設したオランダ人画家ルドルフ・ボネの推薦で同美術館の絵画展に出展。
1970年ジャワ島スラバヤ市庁舎での個展開催を皮切りに、アメリカやヨーロッパで開催されたバリ絵画展に数多く出展。 1982年アート・フェスティバルの招待作家となる。アルマ美術館収蔵。
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作品番号: 3G111 |
LABA作品 「ラーマ王子の指輪」 |
静寂と気品に溢れたLABA氏の作品には、熱帯の森や村に生息する万物の聖霊の存在を強く感じます。気になる絵が見つかると、初めに全体の印象を確認し、その後背景を調べ、合格となったら中央のモチーフを凝視し、最後に人物(動物)の場合は瞳に集まると云われます。
90年代のLABA氏の作品で、ヒンドウー神話が描かれた珍しい作品です。「叙事詩ラーマヤナ」の一場面で、魔王ラーヴァナの王宮に忍び込んだハヌマンが、囚われていたシータ姫を見つけ出し、ラーマ王子から預かってきた指輪を渡してシータ姫を元気付けている場面のようです。
この作品は黒の木製塗り額縁(紙マット+ガラス付)に入れてお届けします。 バリ島産の額縁やアクリルボードに付いての説明はこちらを参照ください。 → バリ島のフレームに付いて
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