BALI BRAVO
Agus Dermawan著 2006年初版 全320ページ |
1800年代より現までの過去200年に遡り、伝統バリ絵画の著名な作家300人余りを紹介した名鑑。タイトルの【BALI BRAVO】は、爆弾テロ事件後のバリ島経済の衰退や、近年の商売本位の抽象絵画ブームの隆盛が憂慮される中、バリ島の重要な文化である伝統バリ絵画を復興し、その継承者の育成を目的として命名された。
現在販売中のものは第二版で、記載内容が初版と異なる部分(改編)があることをご了承願います。 |
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バリ島の伝統絵画(Traditional Balinese painting)とは? |
1 |
バリ島の典型的な伝統様式を取り入れたものであること。
一例として、
Nyoman MANDRA : 技法と主題の両者がこれに当てはまる。
I dewa putu MOKOH : 主題は現代風であるが技法と思考(思想)は伝統様式である。
プネスタナン村のヤングアーティスト・グループ:
技法は現代風だが流れ作業による共同製作(村の組織や家族が一緒に働く伝統的な制作方法)
での製作はこれに当てはまり、個人での製作が基本の現代絵画技法とは異なる。 |
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2 |
創作精神にバリ島の伝統文化が重要な位置をしめていること。
I Gusti WIRANATAの場合はトラディッショナル以降(後)に分類されるが、モダンアートの技法
を使っていても、バリ島の伝統精神から生まれた作品と解釈され、伝統絵画に当てはまる。 |
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3 |
独自性に優れ、属する絵画のジャンルに大きなインパクトを与えた。 |
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以上の点を考慮して伝統バリ絵画の作家として紹介しています。 |
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伝統バリ絵画の古典カマサン・スタイルの歴史から紐解き、近代バリ絵画の勃興期にバトウアン村を中心に発展を遂げた「バトウアン・スタイル画」の歴史を豊富な資料を元に解説。
不気味な造形が画面全体を覆い、呪術的でおどろおどろしい暗黒の世界を思わせるバトウアン・スタイル画がどのようにして生まれ発展していったのかを、長年に渡る現地調査により代表的な作家とその作品群の全貌を美しい写真付きで解説。農民芸術の魂が宿る歴史的なバトウアン絵画の本質に迫る学術的に貴重な資料です。 |
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商品番号 |
AH002 |
価格 |
¥8,000(税込) |
使用言語 |
英語とインドネシア語 |
表紙サイズ |
26cm x 21cm (縦x横) |
送料 |
重量2KG適用 |
ご注文→ |
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〜 ネカ美術館長(左)とアリー・シュミット氏(右) 〜
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〜 表紙 〜 |
〜 125ページに掲載されたLABA氏の紹介 〜
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〜 87ページに掲載されたGALUH氏の紹介 〜
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〜 230ページに掲載されたSUKARTA氏の紹介 〜
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