はじめに・・・
バリ島は、大航海時代のヨーロッパ人に東インド諸島と呼ばれたインドネシアの島々の一つです。長い歴史の中で侵略と宗教、人種と文化が西のジャワ島から押寄せてきたにもかかわらず、独自のヒンドウ文化を育み守り続けてきた奇跡の島です。
20世紀初めに起った二度の世界大戦の混乱の中、地上の楽園を夢見てヨーロッパの芸術家たちが移り住みました。そんな彼等の足跡が色濃く残る、中央部ウブドのプネスタナン村に、バリ島伝統絵画を伝承する地元の若手画家たちの作品を展示する【Gallery
LOST IN PARADISE】 が誕生しました。魂を持った人々が暮らす熱帯の島の伝統バリ絵画の世界を心ゆくまでお楽しみください。
管理人TEGIG(テギ)からのご挨拶
私が生まれたプネスタナン村はウブド王宮の西、チャンプアン川沿いの小高い丘の上にあります。1960年にオランダの画家アリー・シュミットが絵画スクールを開いた村として有名で、村の若者が日々の暮らしや祭りを描いた絵がヤングアーティスト・スタイルと呼ばれるようになりました。
この辺はバスやトラックの輸送街道から外れとても静かですので、村人の生活や画家のアトリエをのんびりと歩きながら散策することをお勧めします。
南の方角に歩くと村を外れた辺りに寺院があり、そのまま行くと水田や畑のある田園風景の中に私たち家族の住む自宅兼ギャラリーがあります。
2010年に同じ敷地内に安心してバリ島ウブドの滞在を楽しんでいただくための宿泊施設【Cottage LIP】を併設しました。
皆様のバリ島での休暇が素敵な想い出になることを、心よりお祈りしております。
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