伝統バリ絵画グループの「メジャ・スクール」を指導する巨匠メジャ氏に敬意を払い名付けられた。お弟子さんは出身地であるタマン村の若者が多い。表情豊かな子供の姿をモチーフにした作品が有名で、光と影の領分を巧みに使い分け幻想的な世界を創り出すことに成功している。
スカルタ (I Wayan SUKARUTA) 1956年バリ島UBUD-TAMAN村に生まれる。地元の高校卒業後、同村の巨匠メジャ氏に師事する。農村の文化と自然環境をテーマにした作品を得意とし、1991年PURI LUKISAN美術館でのグループ絵画展に出展。その後NEKA美術館を初めとする島内の有力ギャラリーの伝統絵画展に参加する。
マトラ (I Wayan MATRA ARUJANA) 1962年バリ島UBUD-TAMAN村に生まれる。15歳頃から同村出身のMEJA氏に弟子入りし才能を磨く。豊かな表情をした子供たちが遊ぶ作品を得意とする。作品はバリ絵画愛好家にコレクションされることが多い。プリ・ルキサン美術館やデンパサールのタマン・ブダヤに出展。